【小・国語】作文・感想文が書けない小4生(続き)

こんにちは。
 
(前回の話題の続きです)
 
2番目に考えられるのが、こどもが書いた作文や感想文に口を出しすぎて、直しばかりさせていることによる影響です。 
書くことがそれほど苦手でないお子さんでも、小低学年の頃に、こどもが書いた文に、親が口を出しすぎて、手直しばかりさせていますと、自分の書くことはどうせだめだと、自由に書こうとする気持ちを持てなくなる場合があります。
1)2)ともに、親がこどもの行動に手を出しすぎているケースです。
 
普段から意見や感想を話す機会を持たせることが大事で、本、おもちゃ、洋服は、値段などある程度条件を決めた上で、こどもに選択権を与えてみる。こどもが選んだら、「どうして、そっちがいいの?」と理由を聞いてみる。旅行から帰ったら、「何が一番おもしろかった?」と話題にしてみる。同じ本を読んだ時は、子供の感想を聞いてみて、親の感想も話して聞かせる。ただし、こどもの感想に「そう感じるのはおかしい」というような難癖をつけてはいけません。「どこを読んで、どうしてそう感じたのか?」話をしてみるのはよいでしょう。
ご家庭で、子供の意見や感想も大切にした上で、しっかりコミュニケーションを取っていることが、作文や感想文を書く土台を育んでくれます。