漢字検定・数学検定

近年、語彙力検定、時事検定などさまざまな種類の検定試験が増えてきましたが、学力の基礎を測るのに適した定番は漢字検定・数学検定でしょう。

私も、算数の先取り学習指導をしている生徒さんに数学検定の受験をお薦めしています。また、中学受験生は、小1~4で漢字の先取り学習をして検定を受けるお子様も少なくはないです。内部進学の小中学生も、学習の目標を持つために漢字検定・数学検定を受けるとよいと思います。

さて、受験する場合は実力に即した級を受験しましょう。

ぎりぎりでも受かればいいからと、なるべく上の級を受けたいと考えるご家庭を見かけることがありますが、このような受験はおすすめできません。高校受験の願書に検定級を書きたいなどの場合を除き、一般的には、安定した学習成果が出たところで受けましょう。

保護者の方もお子さんといっしょに受験するとよいですよ。こどもが中学生の時、私もいっしょに漢字検定を受けました。

お子さんに点数で負けてしまったらどうしよう?と、受験に二の足を踏むお母さまもいらっしゃいますが、お子さんの成長を祝ってたくさんほめてあげればいいと思います。検定対策で勉強していると、お母さんも偉いなあ~とお子さんに見直されるかもしれません。こどもに勉強、勉強というよりも、勉強している親の背中を見せたほうが、こどもも勉強するようになるものです。