暗記するための2種類の方法

理解したうえで覚える、暗記

 数学の解法や公式、歴史が主に当てはまります。

例えば日本史では足利氏だけで何人も出てきます。これらは一度覚えてもすぐに忘れてしまいます。だからこそ、先に理解することが大切なのです。


その背景や使い方を理解することで、それに関連したものとして意味を持って覚え込むことができ、結果として忘れにくい知識が身に付きます。その証拠に、数学などの公式は公式だけ覚えようとしても使用できませんし、何を意味するのかもわかりませんよね。


 

 また、歴史などに限らず、英単語などにもこれは当てはまります。語句の意味やスペルを一つ一つ覚えていくよりも、複数の単語を関連させて覚えたり、スペルの構造から派生させて覚えた方が頭に残り、かつ、効率的です。


 

全身を使って覚える、暗記

 皆さんは何かを暗記するとき、どのようにして覚えていますか?紙に書いて覚える方が多いのではないでしょうか。もちろん紙に書いて覚えるおとは大切ですが、より効果的な方法を紹介します。

 

 それは、全身を使った暗記方法です。例えば英単語を覚える場合、実際に発音しながら書いていきます。このようにすることで、視覚的にだけではなく聴覚的にも単語を感じることができます。一つの機能に覚えさせるよりも、複数の部分に覚えさせる方が忘れにくいからです。