【小学校】どうしたら、勉強が好きになるでしょうか?その2

小低学年で、「覚えるのが遅かったり」「計算の間違いが多い」と、親が心配になり、つきっきりで教えたり勉強させる例があります。こうなってくると、「勉強は大変なことだ。」「勉強はしたくない。」「勉強は嫌いだ。」という図式になってきます。小低学年生に、「勉強ができない」、「理解の遅い」ことで叱るのはやめましょう。勉強がますます嫌になる悪循環に陥るだけです。理解が早いか遅いかはこどもの特性だととらえましょう。計算方法の理解が遅い子供のほうが「言われたようにルールを覚えて適用しているだけではなく」、「理屈がわからずに進めることができないで、しっかり考えている」ともいえるのです。

計算がおぼつかなければ、お金を数えてもらったり、カードを使ってゲーム風にしてみたり、「計算ってできるといいな!」ということを感じてもらいながら、楽しく学ぶことを取り入れてみましょう。

小低学年生は、プリントや問題集にばかり向かっているよりも、実際に物を使って学んだほうが、「わかってきた」瞬間が早く来ることが多いです。

また、「勉強は楽しいもの」と思わせる家庭環境も必要です。親も勉強しているところを見せたり、知ることを楽しんでいるところを見せましょう。ニュースを見て、知らなかったことを調べたり、計算してみたり、勉強って生活の一部であって、「楽しそうなことだな」と思わせたいものです。