【中学受験】小3入塾が向いているケースもある

一昔前までは中学受験塾への入塾は小4からが一般的でした。今は小3からの入塾が増えています。中学受験熱が高い地域では、小3から入らないと入塾できないかもしれないという保護者からの心配の声を聞いたこともあります。

最近、相談のあったケースで、小4から入塾予定を半年早め、小3夏季講習から入塾することをお勧めしたケースがありました。子供はややのんびりしていて、理解はできているが問題を解くに時間がかかる。それでいて負けん気があり、友達に勉強で負けるとくやしがったりするようなところがあります。ご両親が共働きで、こどもの勉強を毎日フォローするのはむつかしそうです。通信添削を取り家庭内学習を進めていたようですが、親だと甘えてしまって、苦手分野の学習が飛び飛びになっていたところもありました。

「負けん気があるのですから、はやめに塾に入れて勉強のリズムを作っておいたほうがいいかもしれませんよ。」と伝えて、半年入塾を早めることをお勧めしました。夏期講習を終えて連絡がありました。宿題にも慣れ楽しそうに通っていたようで、引き続き2学期も通うことにしたようです。